ios9の低電力モードで3日ほど過ごしてみた

利用端末はiPhone6Plusです。

photo by IntelFreePress

実際のところのバッテリーの持ちは?

確かに体感できるレベルで長持ちする。ただし、この低電力モードは待機状態(iPhoneに触っていない状態)での電力消費がメインで削られるようなので、低電力モードだからって劇的にガンガン使えるようにはならない。あくまで補助的なもの。

具体的に変わったiPhoneの動作

あくまで私が3日間触ってみた過程で気がついたものをまとめます。

通知に気が付きづらい

ロック状態の場合、振動や音での通知が来なくなった。
ただしロック画面には表示されるので、通知機能がすべて殺されるわけではない様子。
個人的には地味にこれがキツイ。

当然ながら電話はちゃんと鳴ります。

アプリのバックグラウンド更新がされないので、手動でアップデートする必要がある

APP Storeのアップデートをバックグラウンドでやるようにしていると、低電力モードでは手動で更新しない限り、いつまでたってもアップデートされないことになる。
1日1回ぐらいはAPP Storeを立ち上げてアップデートを確認する必要あり。

画面が消えるのが早い

画面が消えるのが早い。ロック状態だと5秒ぐらい。ロック解除の状態でも30秒ぐらいで画面が消える。
touchIDがない端末だと、いちいちパスコードロックを解除しなければならないので、結構めんどくさいと思う。

言われているけどあんまり気にならないもの

CPUのクロックダウンについて

40%ほど低下するということだけど、あんまり気にならないレベル。
高画質動画とか、3Dゲームとかやると体感できるかもだけど、私の場合は気にならないレベルだった。

通信速度の低下

こちらもそこまで体感できず。MVNO(IIJmio)のSIMなので、普通のキャリアよりも遅くなることが多く、私が慣れてしまっていて気づかないのかもしれない。

実際に使えるかと言われると…

常時低電力モードではちょっと厳しい。なによりも通知に気が付きづらくなるので、LINEとかメールとかをスルーしやすくなる。
デフォルトの設定では20%以下になると、低電力モードにしますか?と聞かれるので、その際には利用して、充電が終わったら通常に戻すのが一番いいと思われる。